中学・高校と英語の授業をやってきたけれど、ぶっちゃけ身に付いたとは思えないという方が多いのではないでしょうか。
何しろ我々が習っていたのは受験英語。受験で上手くいくためのノウハウなのです。
ですが今、旅行や仕事で海外に行くことも多くなり日本でいても海外の方と接する機会も増えた。
そして改めて英語が求められる場面となると、全然コミュニケーションが取れないことに愕然としているはず。
でも忙しくて、今更英語教室に行く時間なんてないという方に「オンライン英会話」をご紹介します。
オンライン英会話とは
オンライン英会話とは、その名の通りパソコンやスマートフォン・タブレット端末などオンラインを利用しての英会話レッスンサービスです。
SkypeにSoomなどテレビ電話システムも進化を遂げており、わざわざ教室に通って対面で授業を受けなくとも自宅に居ながらにして英会話を上達させることは可能なのです。
オンラインだからこそ、講師の先生は日本にいない場合もあります。世界中にいる講師から学ぶことができる。
こういったサービスを展開しているサイトは多くなりました。ぜひ「オンライン英会話」で探してみてください。
オンライン英会話のメリットについて
オンライン英会話だと安いです。
通常の英会話教室だと、教室を用意しなければなりません。講師の先生にその教室まで毎度通ってきてもらわなければならないため、交通費だってかかります。
レッスンを受講する生徒の側にはなんのメリットともならない金額が、さまざまなところで発生するのです。それもあって、月額数万円ほどが英会話教室の相場とされています。
ですが、オンライン英会話の場合、施設費はかかりません。人件費も講師の交通費を含めて排除されるので、運営費用が安くなります。その結果、生徒から徴収される金額も安くなる月額1万円未満といったところがほとんどです。
安かろう悪かろうでは決してなく、このような理由があるのです。
もちろん、我々受講する側だって教室に通うとなると交通費がかかっていたのが自宅で受けられるのですから安くて便利です。
最近はガソリン代も高くなっていますし、積もり積もったら結構な金額に。
海外旅行などを目的としているのであれば、旅行費用に多くを当てて英会話レッスンは安く済ませたいと思われていることでしょう。
オンライン英会話ならば節約できます。
オンラインだからこそいつでもどこでも受けられる。それもまたメリットです。
英会話教室と違って24時間いつでもなのです。何しろ講師の先生方は地球の裏側のブラジルにいたりもするのです。
地球には時差というものがあり、日本で深夜の時間帯でもあちらでは早朝だったりもします。
講師の先生方の中には、本業を持っていてその合間にちょっとしたお小遣い稼ぎをという方だっているでしょう。
となるとむしろ早朝や深夜がピッタリだったりする。そして我々生徒の側だって、仕事に支障の出ない時間帯に受けたいものです。両者の利害が一致する。どちらにとってもマイナスな要素はありません。
大手の英会話教室でもさすがに深夜2時なんて時間にやっているところはそうはないはず。
英語の勉強をしたいけれど仕事が学業が忙しいという方、時間を選ばなければもっとレッスン時間の選択肢が広がるのではないでしょうか。何しろスマホとかを利用すればどこにいたって、そこが英会話教室です。
仕事の合間の休み時間になんてこともできる。出張先でだって受講できます。どんなお仕事の方でも毎日5分でも英語と関わっていれば、段々と身についてくるはずです。
オンライン英会話ならば、英語を習慣にできます。
英会話教室に通うとなると、週1とかのペースとなるはずです。間が空くとどうしても忘れてしまうでしょう。
オンライン英会話のスクールの中には、毎日レッスンが受けられるといったところも多いのです。
日本語を毎日耳にして口にするのと同じように、英語を習慣にすることができます。
島国で単一民族である日本人、インプットした英語をアウトプットする機会が少なく、それもあって学生時代に何年も勉強したはずなのにいざ海外にとなるとすっかり忘れてたりするのです。
オンライン英会話を利用すれば、アウトプットの機会がしっかりと確保できます。
オンライン英会話のデメリットについて
残念ながら、オンライン英会話にもデメリットはあります。
その点も知ったうえで、英会話教室とどちらにするか・どのようにオンライン英会話と関わるかを検討するべきです。安くても受講料はかかる。それを無駄にはしたくないはずです。
英会話教室よりも講師の質が低いといった声はあります。
とにかく各国に住んでいて最低限の英語が喋れてというだけで採用されるため、英会話教室と比べると採用基準が甘くなってしまうことが原因でしょう。
でも、もちろん英会話のコツをきちんと生徒に伝えたい・英語の面白さを知ってもらいたいという意欲的な講師の先生たちがいないわけではありません。
合わない・質が低いと思ったらまた別の方を選べばよいのです。一人の先生に固執する必要はありません。
本気で覚えたいのであれば、レッスンを受けるだけではダメです。予習復習といった自宅学習をやるべきです。
何しろオンライン英会話では講師とオンラインで話をしているだけなのですから。
毎日のようにレッスンを受けていると予習復習時間の確保は大変だったりします。
なんとなく曖昧のままだと、英検などきちんとした試験に受かったり海外の方々を前に堂々と英語でのプレゼンを行ったりといった場面にうまく活かしきれないかもしれません。
なんとなくレッスンを受けていれば自然に覚えるだろうといった受け身の姿勢だけではいけないのです。
いつでもレッスンが受けられる。逆に言うと、毎週この時間にこの場所に行ってといった制約がありません。
やはりやる気が必要。じゃないとオンラインで自分の自由にとなると継続は困難になるのです。
いつまでにどこまでのレベルを得るか、自分なりに確固たる目標を作っておいた方が良いかもしれませんね。ただ何となくというのはオンライン英会話において受講料を無駄にしているだけです。
オンライン英会話の選び方
オンライン英会話サービスは世界中にさまざまあって、となるとどのサービスを選ぶかも重要となります。場合によっては何度講師を変えてもダメ。
とにかく全体的に質が低いサイトというのもありますから。時間の無駄となってしまいます。
まずは講師の国籍から検討してください。ネットで探しているとお分かりいただけるでしょうが、フィリピンの方が多いのです。
フィリピンでは英語が公用語となっているので、確かに流暢です。安い人件費で雇える、つまり低料金でサービスが提供できるといった利点もあります。
時差がたったの1時間なので、日本人の生徒の方々にとって都合の良い時間帯に講師が見つかりやすいといった状況もあります。フレンドリーで話しやすいというフィリピン人の人柄もある。全然フィリピン人講師で受講してもいいのです。
でも、やはりネイティブがいいという方もいるでしょう。小さな島国である日本だって方言があって北と南では全然違う。
英語もアメリカ英語とイギリス英語ではまるで異なるのです。自身が行こうと思っている国の英語を学ぶ方がいいですよね。まったくの初心者でペラペラと英語で話されても全然わからないなんて方は、日本語講師の方が安心感があるかも。
人それぞれに事情があるため、どの国籍の方がおすすめとは言えませんが自分なりの方向性を定めてから探すべきです。
毎日のように英語と触れ合いたいと言っても、毎度予約がいっぱいで取りづらいとなると意味がないのです。ぜひ講師の数が多くて予約がとりやすいサイトを選びましょう。講師数をある程度常に確保しているサイトほど、講師の質が良いといった傾向にもあるようです。
我々受講者が自由に場所を選べるように、講師の方々だってどんな場所からレッスンを行ってもよいのです。
自宅で在宅でレッスンをという方もいらっしゃいます。子供たちに毎度邪魔されるなんてことがなければ、それも良いのです。ただ通信環境がイマイチといったこともあって何かとレッスンに支障をきたしているようであれば考えた方が良いのかもしれません。
日本に比べるとインフラの整備はまだまだというフィリピンの場合、特に台風が来てる時や大雨が降っている日などはレッスンにならないことが多かったりします。
フィリピン人講師でも、毎度オフィスからレッスンを行ってくれているような方だと通信環境も個人宅に比べてある程度整っている。
それにスーパーバイザーの目もあるので、ある程度のレベル以上のレッスンが期待できるのではないでしょうか。お友達と会話しているのではなく、英会話のレッスンが目的のはずです。
ビジネス英語を学びたい方もいれば、旅行先で困らないように英語力を身につけたいという方もいるでしょう。
なぜ英語を学ぼうと思ったのですか。それにあった教材やカリキュラムを使用しているサービスを選びましょう。
オフィスでの専門用語や専門的な言い回しをいくつも知ったところで、旅行先で使用する機会はほぼ無いでしょう。
無駄な知識をたくさん手に入れて、それでお金を払うのはお金も時間もモッタイナイだけです。
毎日のように英語に触れあいたいという方もいれば、忙しくてとても無理。週1ペースででも英語学習ができたらという方もいる。
月額定額制かチケット制か、レッスンのペースを決めることでどちらがお得かが分かってきます。
月額定額で、更にレッスン受け放題といったサービスがあるのに月に1度2度しかというならあまりにももったいなすぎます。
【まとめ】
英会話教室に行くのもいいですが、やる気がある方はぜひオンライン英会話も検討してみてはいかがでしょう。
オンラインだからこそのメリット多数です。さまざまなサービスがある中で、自分がやりたいこと・やる気の度合いなどを改めて見つめ直せばおすすめのサービスは見つかります。